【日本代表】現時点でのチームの完成度は「70%」というブルーノ監督「日本はW杯に行かなければいけない」

【日本代表】現時点でのチームの完成度は「70%」というブルーノ監督「日本はW杯に行かなければいけない」

 フットサル日本代表は、23日と25日にフットサルタイ代表と国際親善試合を行う。2月にアウェーで対戦した相手と再戦することになるが、10月に控えているAFCフットサル選手権の東アジア予選に向けては、絶好のテストとなるだろう。

 東アジア予選では中国のオルドスで、マカオ代表、韓国代表と対戦することになるが、いずれも日本にとっては格下の相手となる。ともに守備を固めて速攻を狙ってくるチームだが、そのカウンターの精度で言えば、アジアでタイ代表を上回るのは、イラン代表くらいしかないからだ。

 タイは、2016年のW杯コロンビア大会でベスト16進出を果たした中心選手たちに加え、自国開催だった第1AFC U-20フットサル選手権に向けて集中的に強化をした若い選手たちも力をつけている。しかも、2月のアウェーでのゲームは日本が2連勝しているため、今回はそのリベンジという狙いもあるだろう。

 そんなタイとの2連戦について、ブルーノ・ガルシア監督はどのようなプランをもって戦いるのか。そして、その先に控えているW杯予選を兼ねたAFCフットサル選手権、その東アジア予選に向けて、どのような考えをもっているのか。 

以下、会見でのブルーノ・ガルシア監督のコメント

――今回2試合ありますが、チームづくりは別の選手を使って試すのか、それとも1試合を経て2試合目はブラッシュアップしたメンバーで臨むのでしょうか?

ブルーノ 現段階で言えるのは、2試合において異なったプラン、違うプランを用意しています。プランの違いというのは、まずは目の前の対戦相手であるタイ代表に勝つためのものです。別のプランは、その先の東アジア予選を想定したプランです。目の前の対戦相手、そして先の東アジア選手権に向けたもの。その2つのプランがあります。

 通常は14名の選手を招集するのですが、今回は16名います。選手の観点でいうと、一つは中核の70%の選手たちがゲームに勝つ、続く東アジア予選につなげるものでもあります。一方、残りの30%の選手たちが枠を争い、そしてトレーニングキャンプではなく、国際試合のなかで、どういったパフォーマンスを出せるか。誰が戦えるのかを見極められることも期待しています。その選手たちにもしっかりとプレー時間をつくり、どういう成果、パフォーマンスができるかを示す、チャンスの場にしたいと思っています。

――監督がここまで3年かけて積み上げてきたチームは、理想の何パーセントくらいまで到達していますか?

ブルーノ 先ほど選手の構成について、70%と30%という数字にわけましたが、それと同じくらいではないでしょうか。なぜなら最後の100%に向けて、選手をフィルタリングして、中核組と新しい可能性のある選手のチャンスをつくっています。それを最終段階の完成形に向けて、80%と20%にしていこうとしています。ですから、今、完成度をお答えするとしたら、同じくらいなので70%くらいという状況かなと思います。

――前回のW杯予選は、強かったはずの日本が負けました。今回、同じ思いをしないために、何が一番大事でしょうか?

ブルーノ まず、前回の敗戦というのは忘れてはいけません。そこからの学びをしっかりと持ったうえで、新しい希望であったり、開拓を実行するマインドが一番大事だと思っています。間違いなく言えることは、日本のレベルはW杯に行かなければいけないものだと確信していますし、日本のフットサル界はそれに値する取り組みをしていると思っています。失敗から学ぶこともありますが、希望を持ち、強いマインドで臨むことが一番大事だと思っています。

 間違いなく、大会ごとにアジアのレベルは高くなっています。その良い例が2016年のベトナム代表の躍進です。アジアの国々もどんどん強くなっています。しかし、忘れてはいけないのは、私たちは日本という長年、アジアのフットサル界を引っ張ってきて、賞賛に値する結果も出して、日々の取り組みも含めてやってきたことです。それは前回の予選で負けたから崩れ去るものではありません。私たち日本というのは、そういう強い国だという誇りを持ち、臨むことが大事だと思います。

――その大事なチャレンジに向けて、今回は隣で通訳をされている木暮賢一郎監督はどんな存在ですか?

ブルーノ 非常に大事な存在です。木暮コーチだけではなく、鈴木コーチ、内山GKコーチ、下地フィジカルコーチという良いスタッフに恵まれたことは、私にとって幸運なことです。いつも言っているのですが、身近なところにたどり着くには、一人でも十分かもしれません。しかし、遠い目的に到達するためには、一人では難しい。良いスタッフ、仲間がいることで到達できると思っています。そういう選手経験や監督経験のあるスタッフとの意見交換は、私の目的やプランを達成するためにも非常に役立っています。

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