【AFCクラブ選手権】Fリーグモードに切り替えるGK関口優志「すみだも『前回の借りを返す』と意識してくるはず」

【AFCクラブ選手権】Fリーグモードに切り替えるGK関口優志「すみだも『前回の借りを返す』と意識してくるはず」

8.17 AFCクラブ選手権決勝 名古屋 2-0 メス・サンガン バンコクアリーナ]

 AFCフットサルクラブ選手権は17日に決勝戦を行い、Fリーグ王者の名古屋オーシャンズが2-0でイラン王者のメス・サンガンを破り、史上最多となる4度目の優勝を果たした。

 第2戦目以降、名古屋のゴールマウスを守ったGK関口優志は、あらためてアジアの舞台での強さを証明。決勝では、イランの難敵を完封して見せた。

 約2週間に及んだ激戦を制してアジア王者となった名古屋だが、喜んでいられる時間は短い。帰国後、23日(金)にはFリーグのフウガドールすみだ戦が待っているからだ。AFCクラブ選手権が開催される直前のFリーグの試合では、エスポラーダ北海道に2-3で敗れ、早くも今季2敗目を喫している。次に対戦するすみだは、第1レグの対戦ではFリーグ記録となる15得点を挙げて勝利しているが、だからこそ難しくなると、関口は警戒心を強めた。

以下、メス・サンガン戦後のGK関口優志のコメント

――優勝おめでとうございます!
関口 ありがとうございます。

――しかも最後に完封勝利でした。今のお気持ちを聞かせてください。
関口 最高ですね。やっぱり嬉しいですね、優勝は。人生で考えてもアジアで優勝できることはそんなにあることはありません。

――でも、結構、優勝していますよね?
関口 日本代表を含めて3回目ですね。でも、アジアのタイトルはそんなに多く獲れるものではありませんし、幸せなことだなと感じます。

――メス・サンガンは一度、対戦した相手ですが、シュート数はグループステージの対戦の時のほうが多かったですよね。
関口 だいぶ少なかったですね。相手の疲労もあったと思いますが、相手も疲れていたので。でも、そこが今日の勝因だと思います。僕たちはしっかりと日々、練習してトレーニングして、フィジカルを鍛えてやってきたことが、この激戦を戦い抜くうえで生きてきたと思います。そういう意味では僕たちがプロとしてやっている利が出たのかなと思います。

――グループステージでは退場者が出た時の数的不利でやられました。今日は相手のパワープレーを封じ切りましたね。
関口 そうですね。ミーティングからディフェンスについても、攻撃についても、結構、細かく監督から指示が出ていました。こうくるときは、こう守ろうというのが、ミーティングの時から徹底されていたので、僕たちはそれをしっかり遂行して、体現してやれた結果かなと感じました。

――今大会を通じて、個人的に会心のプレーというのはどれでしたか?
関口 会心のプレーですか……そうですね。そんなに印象はないかもしれませんが、グループステージのクウェート戦で、2-0で勝っている場面で後半残り10分を切った時、セグンドに来たボールを止めたところですね。あそこが個人的にポイントになったと思っています。あそこで決められたら2-1になっていましたし、時間帯的にも攻められているところでしたし、あそこを抑えられたことで2-0のまま試合を進められて、より有利に試合をこっちのペースで運べました。そういうポイントを抑えられたということ、また、難しいセーブでもあったので、そこが僕のなかでは印象的ですね。

――あの場面でも見せていましたが、あの尋常じゃないスピードは武器ですね。
関口 そうですか(笑)。ありがとうございます。自分は人と比べられないので。人は見ることができますが、自分を見ることができないので(笑)。

――また、試合を重ねるごとに安定感も増した感じがするのですが、やはり試合を続けてやるほうが乗りやすいところもあるのでしょうか?
関口 そうですね。それは正直、あると思います。試合勘というかもありますし。ただ、あとは監督が選ぶところなので、それ以上は何も言えませんが……。

――でも、やっぱり難しさがあるんですね。
関口 難しいというか、その試合勘というのがどうしても、中1週間あくので、そういう面ではやり続けているほうがいいとは思いますし、僕のプレースタイル、特徴としても、どんどんこなしたほうが良いタイプだと自分では思います。でも、そこは監督が決めることなので、僕は選ばれるようにやるだけですね。

――今回、名古屋という日本のチームが勝ち、イランも負けられない状態になりました。代表で対戦する時は、大変になりそうですね。
関口 そうですね。もし代表に選ばれることがあれば、AFCフットサル選手権の東アジア予選、そしてワールドカップ予選を兼ねたAFCフットサル選手権があります。優勝を目指すうえで、イランというのは、絶対にどこかで当たる相手だと思います。W杯に出るということは当たり前の目標で、そこは絶対に行かなければいけません。そのベスト4に入り、イランに必ず勝って優勝できるようにしたいです。

――日本代表は0-4で負けたままですからね。
関口 そうですね。そこは本当に今回、こうやってクラブでは日本の力を示すことができました。次は日本代表でも日本は強いということを示したいと思います。

――2016年のW杯予選敗退から積み上げてきたものが、出てきていると考えていいでしょうか?
関口 やっぱりあの敗戦は、今でも昨日のことのように鮮明に残っていますし、本当に考えるだけでも鳥肌が立つような、身震いがするような感じです。本当にその悔しさは残っているので、それを晴らすのは、同じ大会でしかできません。同じ相手になるかはわかりませんが、しっかりと結果を出すだけだと思うので。本当にそれが来年の頭には来るので、しっかりそれに備え、そこに選ばれるようにしたいです。

――GKの争いも今、大変ですからね。
関口 そうですね。今、入れ替わり、立ち代わりやっているので、まずはそこに選ばれるようにしっかりやっていきたいです。

――そのためにも日常、Fリーグですね。戻ったらすぐに試合があるんですよね?
関口 はい。金曜日にアウェーでフウガドールすみだと対戦します。そこはスケジュールで決まっていることですし、どれだけ休みたいといっても休めないので、しっかりとそこは準備したいです。

――本当に喜べるのは今日だけですね。
関口 そうですね。もう日本に帰ったらすぐに練習があるので。すみだも昨日、9-2で長野に勝っていますし、前回、僕たちは15得点を挙げてFリーグ記録をつくったので、逆に「前回の借りを返す」と、意識もしてくると思います。相手も意識した気持ちで来ると思います。また、AFCを戦った後の名古屋は、成績が出にくい傾向もあるので、相手は「チャンス」と思ってくるでしょう。そこをやられないように、飲まれないように、まずは切り替えてAFCモードを捨てて、Fリーグモードに切り替えたいと思います。

――メス・サンガン戦後のバモス戦じゃないですが、なかなか難しいですね。
関口 そうですね。本当にそれは難しいと思いますし、疲労も残っています。

――試合に出られなかった若手であったり、日本に残ったラファ、ヴァルチーニョにも期待ですね。
関口 若い選手たちも含めた総力戦になると思います。Fリーグでは北海道に負けてここにきています。北海道だからではなく、下位の負けてはいけないチームに負けてしまっているので、しっかり結果を残したいと思います。

――今後はさらに他クラブも「アジア王者を倒す」と、力を入れてきますからね。
関口 はい。勝たなければいけませんし、負けは許されません。今季、すでに2敗してしまったので、これ以上は負けを積み重ねず、勝ちだけで行けるように切り替えてシフトチェンジしてやっていきたいと思います。

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