AFCフットサルクラブ選手権は日本時間17日20時から決勝戦を行う。史上最多4度目の優勝を目ざす名古屋オーシャンズと大会初の2連覇を目指すメス・サンガン・ヴァルザガンの一戦は、文字通りアジアの頂上決戦だ。
この試合を最後に、名古屋の下部組織から育ったFP平田ネトアントニオマサノリは、ポルトガルのフンダオへ期限付き移籍することになる。世界でもトップレベルのピヴォとポジションを競い合うなか、なかなか出場時間を得られていなかった平田だが、今大会は中心選手として活躍し、ここまで2ゴールを挙げて名古屋の決勝進出に貢献した。
グループステージの対戦時には、メス・サンガンから先制点を挙げたストライカーに、ラストマッチを控えての思いを聞いた。
以下、決勝前日練習後のFP平田ネトアントニオマサノリのコメント
――いよいよ決勝、そして名古屋でのラストマッチになりますね。
平田 そこについては、あまり考えていません。特別にラストマッチということは意識するよりも、決勝なので、そこは何としても勝って、この大会を終えたいと思います。
――メス・サンガンとの初戦ではゴールも決めました。ここがポイントと感じているところはありますか?
平田 自分が感じたのは、相手の切り替えが少し遅い気がしたので、そこをどれだけ早くできるかがポイントかなと思います。
――相手のフィクソと一度マッチアップしていることは、プラスになりますか?
平田 プラスですね。僕はいつも相手を見てから試合に臨むので、一度対戦しているとどんな感じでくるかはわかります。だから僕としてはプラスです。
――これまで決勝では負けたことがありません。置き土産したいですね。
平田 はい。最後に良い結果を残していきたいと思います。