【AFCクラブ選手権】かつてのエースを彷彿とさせる一撃のFP星翔太「目の前の試合に集中する。それだけです」

【AFCクラブ選手権】かつてのエースを彷彿とさせる一撃のFP星翔太「目の前の試合に集中する。それだけです」

8.10 AFCクラブ選手権 第2節 名古屋 3-1 カズマSC バンコクアリーナ]

 初戦の試合後、フットサル日本代表FP星翔太は、「この大会を自分の大会にする」という決意を語った。「狂犬」という愛称に反するようだが、星翔太はそれほど一人よがりのプレーヤーではない。前所属クラブでも、常にチームのことを考えた立ち居振る舞いを見せてきただけに意外にも思えた。

 だが、考えてみれば得点源となるFPヴァルチーニョとFPラファが外国籍枠で不在のなか、チームのためにピヴォがどれだけ点を取れるかが、今大会の行方を大きく左右する。ゴールを奪うことを実行でき、勝ち進むことができれば、その大会がその選手の大会になるのは自然なことだ。

 要は、星翔太のチームを最優先に考えている姿勢は、普段とも何も変わっていないのだろう。

 迎えた第2戦でも、星翔太は1点リードの局面のなかで、チームが欲していた2点目を挙げることができた。それはかつて名古屋に多くのタイトルをもたらしたFP森岡薫が決めていたような一撃だった。

 こうしたゴールが出てくれば、チームは乗ることができるだろう。カズマSC戦後も、随所にチームのことを考えたコメントを発しつつ、アジア制覇への強い思いをのぞかせた。

以下、カズマSC戦後のFP星翔太のコメント

――今日の試合の感想を聞かせてください。
星翔太 前回の試合より難しい試合になると話していたなかで、守備から集中して入れたことが良かったですし、チーム全員で前回の試合より質の高いプレーができた試合でした。アジアは独特の強さがあるなかで、前回の試合よりも自分たちのパフォーマンスを出すことに集中できたことが結果につながったと思います。

――前半からかなりボールを握っていたが、チャンスよりややピンチが多かったと思います。どういう展開だと感じていた?
星翔太 試合の流れとしては、前回と同じですね相手がカウンターを狙っているのが、わかっていたけれども、前半は少し(自分たちの攻撃の)終わり方が悪い時にピンチになることがありました。ただ、特に嫌な印象はありませんでしたね。後半、少し落ち着きがなくなったり、相手の推進力が予想外にあったりしたなかで、相手のチャンスがありましたが、(関口)優志のセーブに助けられたのと、相手のミスに助けられたのはあったと思います。相手を崩せたわけではなくても、全体としてコントロールはできていた試合だとは感じてます。

――欲しかった先制点が取れたことについて。
星翔太 大事なゴールでした。相手はハーフからディフェンスをしていたので、あのゴールによって、余裕を持ったプレーをさせられなくしたと思います。あとは前回、点を取れていなかったペピータがゴールを決めたことで、勢いに乗るきっかけになったのかなと。

――その先制点を挙げた時間帯に、FP橋本優也選手が出場していました。
星翔太 前回の試合から復帰して良いプレーをしていたので、優也の強みが必要だと感じてはいました。このチームでドリブルからフィニッシュに繋げれる選手はそんなにいないので、常に重要な存在ですね。

――先ほど話をしたら、少し出場時間が少なく、フラストレーションをためている様子でした。
星翔太 フラストレーションというのは、選手である以上「もっと出たい」「もっとチームに貢献したい」という気持ちの表れだから、それがチームの助けになる良いプレーに繋がるようにコントロールできるのであればいいと思います。

――彼は決して若くはありませんが、そういう選手たちの活躍が、今大会はより求められてきますよね。
星翔太 若い選手の活躍はアジア選手権においては必須ですよね。今日も得点が入った時にピッチにいましたし、前回も得点を取っています。ドリブルからフィニッシュに繋げれる数少ない選手なので、期待しかしてないです。

――星選手も2試合連続のゴールを挙げました。シュートもさることながら、マークを外したトラップが完璧だったのでは?
星翔太 (笠井)大輝の良いカットがあって、(水谷)颯真から良いパスが来て、(吉川)智貴も真ん中に声をかけながらフォローに来てくれたことで、相手と駆け引きしやすい状態でした。前半に同じような形でトラップが長くなってしまったので、その反省を活かせたかなと。

――シュートを逆サイドの上に打ち込む、森岡薫のようなゴールでしたが?
星翔太 たしかに、僕のイメージではないですよね(笑)。名古屋に多くのタイトルをもたらした偉大な選手のようと言われるのは良いことなので、次も決められるように頑張ります。

――次は、イランとの決戦になります。
星翔太 正直、意気込んではいないです。なぜなら否が応でも意識する相手なので。今は回復することを最優先にして、監督から与えられる情報をしっかりと咀嚼して、ピッチで表現する準備をするだけです。

――1位か2位かで、対戦相手が大きく変わりそうですが、首位でグループに行く重要性についてはどうとらえていますか?
星翔太 それも、トーナメントの先を把握していないからわからないです。結局ベスト8から先はどこも簡単ではないので、目の前の試合に最高の準備をする。それだけです。

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