【AFCクラブ選手権】名古屋から先制点のアルダフラFP畠山ブルノタカシ「先制してリードを守り切る狙いだった」

【AFCクラブ選手権】名古屋から先制点のアルダフラFP畠山ブルノタカシ「先制してリードを守り切る狙いだった」

[8.8 AFCクラブ選手権2019 1節 名古屋 4-2 アルダフラ バンコクアリーナ]

 その先制点は、Fリーグ王者を慌てさせるのに十分だった。前半10分、左サイドで日本代表FP西谷良介からボールを奪った元日本代表FP畠山ブルノタカシは、ボールを預けてゴール前へ走りだす。ショートカウンターの起点となり、リターンパスを受けると、今度はフィニッシャーとなり、アルダフラ(UAE)に先制点をもたらした。

 試合序盤、決してうまくいっていなかった彼の古巣でもある名古屋には、大きなダメージとなったはずだ。最終的に4点を返されて逆転されたものの、34歳になったアラーフィクソは、随所にらしさを見せ、チームの主軸として活躍を続けていることを証明した。

 敗戦後、畠山は「違うグループなら、もっと上に行く可能性は高かった」と、死のグループといわれるグループDを戦う難しさを口にした。

 以下、名古屋オーシャンズ戦後のFP畠山ブルノタカシのコメント

――試合の感想を聞かせてください。
畠山 日本語もしゃべれるけど、海外での生活が長くなったから、もう日本語も忘れてきてしまいました。名古屋は非常に強いチームで、この大会にも慣れています。僕たちが全力を出し切って戦うことで、ようやく名古屋に追いつけるレベルの差があると思います。それだけに名古屋以上に集中して、気持ちを入れて戦わないと、良い試合はできないと思っていました。

――かなりスタートは良かったですよね。
畠山 そうですね。僕たちが狙っていたのは、最初にああいう良い形で先制点を奪ってから、そのまま最後までリードを保つことでした。

――畠山選手もこの大会の経験は多いですが、名古屋の成長は感じていますか?
畠山 今年のチームに関しては、若手が多い状態になっていると思います。こういう舞台を経験することで、さらに将来につながっていくと思います。

――この試合は敗れてしまいましたが、決勝ラウンド進出への思いを聞かせてください。
畠山 このグループは、とんでもないグループだよ。名古屋がいて、昨年の優勝チームであるメスサンガンもいるんだからね。クウェート(カズマFC)も含めて、3チームとも本当に強いチームが入ったグループに入ってしまった。違うグループなら、もっと上に行く可能性は高かったと思うけれど、この後、メスサンガン、カズマFCと良い試合をして、上がれるように頑張ります。

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