【U18選手権】初の決勝T進出も、ベスト4に一歩及ばず…聖和学園FP菊地尚斗「いつもの力を出し切れなかった」

【U18選手権】初の決勝T進出も、ベスト4に一歩及ばず…聖和学園FP菊地尚斗「いつもの力を出し切れなかった」

8.3 U-18選手権準々決勝 サントス 2-1 聖和学園FS 浜松アリーナB

 聖和学園高校フットサル部は、今大会、1次ラウンドを勝ち抜いて創設以来、初めてとなる決勝トーナメント進出を果たした。聖和学園サッカー部が第1回大会で全国制覇を成し遂げているが、今回はその聖和学園サッカー部を地方予選で破り、全国大会の切符をつかんだ。

 準々決勝では東海地域代表のサントスFC/サンチスタと対戦。堅い守備で多彩な攻撃力を誇るサントス・FC/サンチスタを封じていたが、自分たちのセットプレーからボールを奪われ、FP荒木康作にカウンターからゴールを決められて敗れた。

 試合後、聖和学園フットサル部のキャプテンFP菊地尚斗は、「苦しい時もみんなで支えあってプレーしてきました」と、大きな飛躍を遂げたチームの3年間を振り返った。

以下、準々決勝のサントスFC戦後の聖和学園FS  FP菊地尚斗のコメント

――得点の動かない接戦になりました。チームの良さである守備は出せていたかなと思いますがいかがでしたか?
菊地 そうですね。守備は見せることができましたが、攻撃で……自分たちの良さが出せませんでした。セットプレーでもなかなか得点が入らなくて、自分たちのミスから点が入ってしまいました。

――決勝点がセットプレーのチャンスからでしたね。菊地選手が1年生だった時からチームは飛躍的に成長しました。昨年の大会で話を聞いた時、「来年は決勝トーナメントに行く」と話していましたし、毎年、目標を実現してきた3年間だったのではないですか?
菊地 苦しい時もみんなで支えあってプレーしてきました。最初はサッカー部にも相手にされないような感じでしたし、1年の時はサッカー部が出ている大会の運営をして悔しい思いをしました。そこから一つひとつ積み重ねてきて、ここまでくることができたのは本当に良かったです。

――この3年間で作れたチームの強みと感じるのはどこでしょうか?
菊地 個人ではなく、チーム一丸となって、守備も攻撃も全員で行えることが強みだと思っています。今日はいつもの力を出し切れなかったですね。決め切るところで決めたかったですし、もう少しボールも持ちたかったです。

――サントスも同じ選手が長く出ていましたが、落ちませんでしたね。
菊地 はい。結構、最初から最後までプレッシャーをかけに来ていました。

――目標にしていた決勝トーナメント進出は果たせました。
菊地 そうですね。2年生とか、後輩に全国優勝してもらいたいです。

――聖和フットサル部の3年生は、今大会で引退ですか?
菊地 いいえ、リーグ戦にも参戦しているので、まだほかにも大会があります。

――Fリーグのヴォスクオーレ仙台と提携もしていますが、チーム内にFリーグとか、そういう上を目指す考えはありますか?
菊地 はい。目指せるなら、上までいきたいです。練習参加も何度かさせてもらいました。

 

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