【U18選手権】湘南の下部組織ロンドリーナ、中央学院を破って4大会ぶりの全国大会出場決定!

【U18選手権】湘南の下部組織ロンドリーナ、中央学院を破って4大会ぶりの全国大会出場決定!

[6.29 U18選手権 関東大会3位決定戦 ロンドリーナ 4-3 中央学院 茅ヶ崎]
 第6回U-18全日本フットサル選手権の3位決定戦が29日に行われ、S.B.F.C.ロンドリーナと中央学院高が対戦した。関東から全国大会へ出場できる最後の切符をかけた一戦は、4-3でロンドリーナが制し、4年ぶりの全国大会出場を決めている。

 立ち上がり、パスワークでボールを保持するロンドリーナとプレスをかける中央学院という展開になった一戦。前半3分、ロンドリーナは右サイドの深い位置までボールを運んだFP藤村廉がゴール前に折り返すが、合わせることができずに得点はできない。同4分にはFP薮内涼也のシュートがクロスバーを直撃する。

 それでも前半5分には、U-20日本代表候補GK中澤航のパスを受けたFP川島陸世がゴールを決めてロンドリーナが先制した。

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 リードされた中央学院も反撃に転じ、前半10分にはFP小幡鷹人がゴールを狙うが、グラウンダーのシュートはGK中澤に止められる。

 前半11分にはロンドリーナがセットプレーからチャンスを迎えるが、薮内のシュートはGKに防がれる。その後も中央学院は決定機をつくっていく。しかし同12分にはFP西谷天晴がゴール前で反転シュートを放つが、これも枠を捉えられないなど、ゴールが遠い。14分にも西谷は反転シュートでゴールを狙ったが、わずかに右に外れていった。このまま前半は1-0でロンドリーナがリードして折り返した。

 後半の立ち上がり、ロンドリーナはセットプレーを得ると、そこから薮内がゴールを決めてリードを2点に広げる。

 2点を追う中央学院も、ロンドリーナに圧力をかけていくが、GK中澤の守るゴールを割ることができない。逆に6分には最前線でボールを受けたロンドリーナの薮内が、一度はGKにシュートを止められるものの、こぼれ球を自ら押し込み、3点目を決めた。

 その後もロンドリーナは安定した守備で中央学院のドリブルを食い止め、カウンターを仕掛ける。危ない場面ではGK中澤が鋭い反応でゴールを死守し、得点を許さない。後半9分には左サイドからFP藤村廉がゴールを決めて4-0とした。

 中央学院もパワープレーを開始し、11分にはFP稲垣心が1点を返す。その後も数的優位を生かして湘南のゴールに迫っていく。13分にもフライングGKの小幡が得点を決め、2点差まで詰め寄った。

 中央学院の勢いを止めたい湘南は、14分にFP本田遥大がミドルシュートでゴールを狙ったが、懸命に戻ったGK小幡がパンチングでボールを枠外に弾いた。

 残り31秒でタイムアウトを取り、最後まで勝利への執念を見せた中央学院は残り7秒で1点差に詰め寄ったが、反撃もここまで。湘南ベルマーレの下部組織のロンドリーナが第2回大会以来、4年ぶりの全国大会出場を決めている。

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